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屋上・ウレタン防水通気緩衝工法

  • 防水
  • ウレタン防水通気緩衝工法
  • 大阪市
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通気緩衝工法とは?建物を守る“呼吸する防水”の仕組み

建物の防水工事において、近年注目されているのが「通気緩衝工法」です。従来の密着工法とは異なり、下地と防水層の間に通気層を設けることで、下地から発生する水蒸気を逃がし、膨れや剥離を防ぐ画期的な技術です。

 なぜ通気緩衝工法が選ばれるのか?

  • 下地の湿気を逃がす:通気層があることで、下地に残った水分が防水層を傷めることなく排出されます。
  • 膨れ・剥離のリスクを軽減:水蒸気による圧力が防水層に直接かからないため、長期的な耐久性が向上。
  • 改修工事に最適:既存の下地に水分が残っているケースでも施工可能なため、改修現場での採用が増えています。

 施工の流れ

  1. 下地処理(清掃・不陸調整)
  2. 通気緩衝シートの貼り付け
  3. 脱気筒の設置
  4. 防水層の施工(ウレタン塗膜など)
  5. トップコート仕上げ

 こんな場所におすすめ

  • 屋上やバルコニーなど、雨風にさらされる場所
  • 改修工事で下地の状態が不安定な建物
  • 長期的な防水性能を求める施設(学校・病院・商業施設など)