2025年大阪・関西万博が、ついに184日間の会期を終えて閉幕しました。
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、世界中から注目を集めたこの万博。
半年間にわたり、多くの人が夢や希望、そして未来の可能性に触れる場所となりました。
私自身もこの万博に6回足を運びました。
毎回新しい発見があり、訪れるたびに感動と刺激をもらいました。
会場全体にあふれるエネルギー、人と人とのつながり、そして最先端技術やデザインの融合——。
そのどれもが、未来への期待を感じさせてくれました。
なかでも心を打たれたのが、会場のシンボルでもある**「大屋根リング」**。
初めてその姿を目にしたとき、思わず息をのむほどのスケールと美しさに圧倒されました。
全長約2kmにもおよぶ木造の巨大なリングは、自然と調和しながらも圧倒的な存在感を放っており、
“人と地球が共に生きる未来”というテーマをまさに体現していました。
昼間は木の温もりと明るい光が心地よく、夜になるとライトアップによって幻想的な光の輪が浮かび上がる——
そのコントラストが訪れるたびに異なる表情を見せ、何度行っても新鮮な感動がありました。
日本の技術力と職人の力が結集したこの大屋根リングは、間違いなく大阪・関西万博の象徴と言えるでしょう。
そして、もうひとつ印象に残ったのが、デジタルアート演出の**「null2(ヌルヌル)」**。
音楽・映像・照明が融合した空間演出は、テクノロジーと人の感情をつなぐ新しいアート体験でした。
会場全体が光と音に包まれ、来場者が一体となって未来を感じる時間は、本当に特別でした。
SNSでも多くの方が感動をシェアし、まさに“体験が広がる万博”を象徴していたと思います。
閉幕の日、会場に響いた拍手と「ありがとう!」の声。
その瞬間、半年間を支えたすべての人への感謝と、別れの寂しさがこみ上げました。
運営スタッフ、ボランティア、そして建設や設営に携わった職人や企業——。
それぞれの努力と情熱が、この184日間という奇跡の時間を形づくったのだと思います。
関西で暮らす一人として、この万博を通じて“挑戦する力”と“人とのつながり”の大切さを改めて感じました。
未来社会のデザインとは、技術だけでなく、人の思いや絆が作り出すものなのだと強く実感しています。
そして次に世界が注目するのは、2027年横浜国際園芸博覧会(横浜花博)。
テーマは「Scenery of the Future ―未来の風景をつくる―」。
自然・都市・テクノロジーが融合し、人と地球が共に豊かに暮らす未来を描く新たな舞台です。
大阪・関西万博で生まれた感動と経験を引き継ぎ、横浜花博がまた新たな希望を咲かせてくれることでしょう。
184日間、本当にお疲れさまでした。
そして、たくさんの感動と笑顔をありがとう。
大屋根リングがつないだ未来へのバトンを胸に、2027年横浜花博でまた新しい感動に出会えることを楽しみにしています。
🌿東大阪のリフォーム会社として
当社も、住まいや建築を通して「人と環境が調和する未来づくり」に取り組んでいます。
大阪・関西万博で感じた“技術と心の融合”を大切に、これからも地域の皆さまの暮らしをより快適で美しくするために、誠実な施工を続けてまいります。