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厨房・天井塗装工事

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BEFORE
AFTER

1.ケイカルシーラー塗布

ケイカルシーラーは、水性タイプの下塗り材で、主に以下のような目的で使用されます:

  • 吸い込み防止:ケイカル板は吸水性が高く、そのまま塗装するとムラや艶引けが起こりやすくなります。シーラーを塗布することで吸い込みを均一にし、仕上げ材の発色や艶を安定させます。
  • 密着性向上:上塗り塗料やクロスとの接着力を高め、剥がれや浮きを防止します。
  • アルカリ止め:ケイカル板のアルカリ成分が仕上げ材に悪影響を与えるのを防ぎます。

2.寒冷紗貼り(かんれいしゃ)

目的:石膏ボードの継ぎ目や下地のひび割れ防止のために、ガーゼ状の布を貼り付けて補強する工程。

施工手順

  1. 下地清掃:ホコリ・油分を除去し、接着性を高める。
  2. 寒冷紗カット:継ぎ目の長さに合わせて適切に切断。
  3. 貼り付け:パテまたは専用接着剤を使って、継ぎ目に寒冷紗を密着させる。
  4. 乾燥:しっかり乾かして次の工程へ。

3.パテかい(パテ処理)

目的:継ぎ目・ビス穴・凹凸を埋めて平滑な面を作る。塗装やクロス貼りの下地処理として不可欠。

施工手順

  1. 一次パテ:粗目のパテで継ぎ目や穴を埋める。
  2. 乾燥・研磨:サンドペーパーで表面を滑らかに。
  3. 二次パテ:仕上げ用パテで全体を均す。
  4. 再度研磨:最終的な平滑面を整える。

※寒冷紗の上からパテをかけることで、強度と美観を両立。

 

4. 水性ケンエース3分艶塗布

  • 希釈:水で5〜10%程度希釈(メーカー推奨値を確認)。
  • 塗装方法:ローラー、刷毛、吹付けのいずれも可能。
  • 塗り回数:通常2回塗り。1回目乾燥後、2回目を塗布。
  • 乾燥時間:気温20℃で約2時間(季節や湿度により変動)