

塩ビシート防水工事の現場から|高耐久・美観性に優れた防水施工
こんにちは!今回は、屋上防水に採用した「塩ビシート防水工事」の施工事例をご紹介します。
塩ビシート防水とは、塩化ビニル樹脂製の防水シートを使用する工法で、耐候性・耐久性・施工性に優れた防水材です。特に、紫外線や熱に強く、長期間にわたって安定した防水性能を発揮します。
施工の流れ
- 下地確認・清掃 既存の防水層や汚れを撤去し、下地の状態を確認。必要に応じて補修を行います。
- 絶縁シート・断熱材の設置(絶縁工法の場合) 下地との接着を避けるための絶縁層を敷設。断熱材を併用することで省エネ効果も期待できます。
- 塩ビシートの敷設・固定 防水シートを敷き、機械的固定(アンカー留め)や接着工法でしっかりと固定します。
- ジョイント部の溶着処理 シートの継ぎ目は熱風溶着機で一体化させ、漏水リスクを防止。
- 端部処理・仕上げ確認 立ち上がりや排水口周りを丁寧に処理し、最終チェックを行って完了です。
塩ビシート防水の特長
- 高耐候性:紫外線や熱に強く、長寿命(耐用年数15〜20年)
- 美観性:表面がフラットで、明るい色調も選べる
- メンテナンス性:部分補修が容易で、長期的な維持管理がしやすい
- 環境対応:リサイクル可能な材料もあり、環境負荷が少ない
